某高等学校給水設備改修工事 工 期 : H21.6.8〜H21.9.15
現場担当 : 設備部 井口 尚夫
施設:高等学校 (築 約30年経過) 給水管 更新
(既にガス管・消火管は更新済)
屋外 軒下露出配管 給水・給湯管 更新
屋外 外壁部 露出配管
便所内 小便器給水露出配管
屋外 手洗い場 給水露出配管
・建物の劣化、特に水回りは20年〜30年で漏水が発生し、部分的またはすべての 更新工事が必要となってきます。
・今回は埋設部分の給水管をすべて架空、露出配管にて更新するという工事を施工しました。
埋設配管は単なる腐食だけでなく、電気的・化学的・物理的と様々な要因により漏水という事態を発生させます。
【今回の工事で感じたこと】
□ 露出配管にすることで漏水箇所が目視ですぐ確認でき修理も簡単に対応できる。
□ パイプシャフトなど普段目につかない場所にバルブがあるのではなく、配管系統を目で
追っていけばその系統のバルブを見つけられ図面に頼る必要が少ない。
□ 外観的・納まり的には、すこし不便さは見逃せないが管種(鋼管・塩ビ・さや管等)
や仕上(保温・塗装等)及び工法等の選択の巾を広げることにより改善の余地はかなり残っていると感じる。
□ 可能性として、新築工事にこれらのメリットを活かす考えを考慮することができたら
施工性・機能性・保守性が向上しライフサイクルコスト全体の見直しにつながっていくと感じました。